『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』の登場人物は、主人公アルスと、鑑定スキルで才能を見出された家臣たちが中心です。3期ではムーシャとザットの2人が新たに加わりました。
この記事では、アニメ1期〜3期の主要キャラを声優(CV)つきの一覧表にまとめています。3期から見始めた方や、「このキャラ誰だっけ?」となった方の早見表として使ってください。
※一覧表には重大なネタバレはありません。2期の結末や3期で判明する関係の変化に触れる節には、直前に注意書きを入れています。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』登場人物・声優一覧表
まずは結論として、主要キャラと声優を3つの表に分けて整理します。表1が3期の中心となるローベント家、表2が家族やカナレ周辺の人物、表3が2期の継承戦争で登場した人物です。
表1:ローベント家の主人公・家臣(3期メインキャスト)
| キャラ名 | CV | 初登場 | 立ち位置 |
|---|---|---|---|
| アルス・ローベント | 藤原夏海 | 1期 | 主人公。鑑定スキルで人材を登用 |
| リーツ・ミューセス | 坂泰斗 | 1期 | マルカ人の青年。アルスの右腕 |
| シャーロット・レイス | 佳穂成美 | 1期 | 孤児出身の天才魔法兵 |
| ロセル・キーシャ | 岡咲美保 | 1期 | 知略に優れた軍師型 |
| リシア | 花澤香菜 | 1期 | アルスの許嫁。観察眼に長ける |
| ミレーユ・グランジオン | 生天目仁美 | 1期 | 酒好きで破天荒な天才軍師 |
| ファム | 戸松遥 | 1期 | 傭兵団「シャドー」の団長 |
| シン・セイマーロ | 加藤渉 | 2期 | 空を飛ぶ夢を持つ技術者 |
| ブラッハム・ジョー | 内田修一 | 2期 | 「スターツ城の悪童」と呼ばれた少年兵 |
| ムーシャ・トリック | 諸星すみれ | 3期 | 魔法部隊に配属される新家臣 |
| ザット・ブロズド | 田所陽向 | 3期 | 精鋭部隊の副隊長 |
表2:ローベント家の家族・カナレ周辺の人物
| キャラ名 | CV | 立ち位置 |
|---|---|---|
| レイヴン・ローベント | 東地宏樹 | アルスの父。ランベルク領主 |
| ソフィア・ローベント | 川澄綾子 | アルスの母 |
| クライツ・ローベント | 千春 | アルスの弟 |
| レン・ローベント | 高尾奏音 | ローベント家の家族 |
| ハマンド・プレイド | 塩屋浩三 | リシアの父。トルベキスタの領主 |
| ルメイル・パイレス | てらそままさき | カナレ郡長(2期時点)。アルスに期待を寄せる |
| メナス・レナード | 玉井勇輝 | ルメイルの家臣。統治を補佐 |
| クラル・オルスロー | 麻生智久 | カナレ周辺の貴族 |
表3:2期・継承戦争の主要人物
| 陣営 | キャラ名 | CV | 立ち位置 |
|---|---|---|---|
| クラン陣営 | クラン・サレマキア | 井上和彦 | 総督の長男。センプラーを治める |
| クラン陣営 | レング・サレマキア | 野上翔 | クランの息子 |
| 傭兵 | クラマント・メイトロー三世 | 中村悠一 | メイトロー傭兵団の団長 |
| 帝国 | シャクマ・ドリーズ | 遊佐浩二 | サマフォース帝国の宰相 |
| バサマーク陣営 | バサマーク・サレマキア | 堀内賢雄 | 総督の次男。完璧主義者 |
| バサマーク陣営 | トーマス・グランジオン | 間宮康弘 | ミレーユの弟で軍師 |
| バサマーク陣営 | セレナ・バンドル | 田中有紀 | サムク郡長の長女 |
| バサマーク陣営 | リューパ・ルーズトン | 前野智昭 | バルドセン砦の指揮官 |
| バサマーク陣営 | ジャン・テンドリー | 梅原裕一郎 | ロルト城主。冷静な策略家 |
| バサマーク陣営 | ダン・アレースト | 山根雅史 | ジャンの異母兄弟で騎兵隊隊長 |
3期の公式キャストには、表1の11人が名を連ねています。2期から登場したシンとブラッハムも、3期ではメインキャストの並びに入っているのがポイントです。
個人的には、2期で加わった2人が3期の物語でも重要な役割を担う、というサインだと受け止めています(これは僕の推測で、公式が「格上げ」と明言したわけではありません)。
3期の新キャラは誰?ムーシャ・トリックとザット・ブロズドの声優・役どころ
3期の新キャラは、ムーシャ・トリック(CV:諸星すみれ)とザット・ブロズド(CV:田所陽向)の2人です。
どちらも3期のキービジュアル第2弾に、鑑定スキルで見出された家臣たちと並んで描かれています。PV第2弾では、2人のボイスも公開されました。
ムーシャ・トリック(CV:諸星すみれ)
ムーシャは、カナレで行われた新たな人材募集で選ばれた少女です。本人は裏方を希望して応募したものの、アルスに魔法の才能を見抜かれ、魔法部隊に配属されます。
この設定を読んだとき、僕はすぐにロセルを思い出しました。臆病で家族から才能を疑われていたロセルと同じく、ムーシャも「自分では気づいていない才能」をアルスに拾われるタイプです。
孤児として埋もれていたシャーロットの過去とも重なります。1期から続く「評価されていなかった人に居場所を与える」構図を、3期でもう一度見せるための新キャラだと僕は考えています。
漫画版では、ムーシャは事務方として応募したのち、シャーロットと組んで魔法兵として成長していきます。アニメ版でどこまで描かれるかは、放送で確かめてください。
ザット・ブロズド(CV:田所陽向)
ザットは、かつてリベン傭兵団の切り込み隊長だった人物です。3期では、ブラッハムが率いるローベント家の精鋭部隊で副隊長を任されます。
公式紹介では、傭兵団を離れてローベント家に加わった詳しい経緯までは明かされていません。ただ、キービジュアルでは他の家臣と並んで描かれているので、アルスの陣営に正式に迎えられた一員だと分かります。
漫画版では、まっすぐすぎるブラッハムを、経験と冷静さで支える役回りです。若く勢いのある隊長と、場数を踏んだベテラン副隊長という組み合わせは、戦記ものの王道ですね。
ムーシャが「若い才能の発掘」なら、ザットは「実績ある人材の登用」。新キャラ2人のタイプがはっきり分かれている点に、アルスの人材戦略が一段成熟したことが表れていると感じます。
3期で呼び名が変わったキャラは?リシア・ローベントの表記に注目
※ここから2期の結末と、3期で判明する関係の変化に触れます。ネタバレを避けたい方は次の見出しまで飛ばしてください。
結論から言うと、3期の公式キャスト表記では「リシア・ローベント:花澤香菜」になっています。1〜2期の公式表記は「リシア・プレイド」でした。
姓がプレイドからローベントに変わったことから、2人の関係が婚約から一歩進んだことが読み取れます。どのように描かれるかは、ぜひ本編で確かめてください。
また3期の公式あらすじでは、アルスがミーシアン継承戦争での功績を認められ、カナレ郡長に就任しています。2期時点のカナレ郡長はルメイルだったので、アルスの立場は大きく変わりました。
第1話の副題が「郡長」であることからも、3期は「領地の跡継ぎ」から「郡をまとめる立場」になったアルスの物語だと分かります。
主要キャラの見どころ|アルスと家臣たちはどんな人物?
ここからは、表1のキャラを中心に見どころを紹介します。
アルス・ローベント(CV:藤原夏海)
アルスは、弱小貴族ローベント家の長男です。前世は日本のサラリーマンで、特別な武力や知力は持っていません。
そのかわり、他人の能力値や適性を見抜く“鑑定スキル”を持って転生しました。歴史シミュレーションゲームのステータス画面のように人物を見られるのが、本作ならではの面白さです。
アルスの魅力は、強さではなく「人を信じる度量」だと僕は感じています。主人公最強系を期待すると肩透かしですが、有能な上司にスカウトされる側の気持ち良さを味わえる主人公です。
リーツ・ミューセス(CV:坂泰斗)
リーツは、差別を受ける「マルカ人」の青年です。文武両道の才能がありながら、出自のせいで職に就けず、行き倒れ寸前でアルスと出会います。
アルスの最初の家臣で、教育係も務める忠臣です。本作の人間ドラマの軸は、この2人の主従を超えた絆だと僕は考えています。
シャーロット・レイス(CV:佳穂成美)
シャーロットは、城郭都市カナレで身寄りなく暮らしていた孤児の少女です。魔法の才能を見出され、魔法兵としてローベント家に仕えます。
見た目はクールですが、中身はかなり豪快。バトルの爽快感を担当するキャラなので、戦闘シーン好きの方は要注目です。
ロセル・キーシャ(CV:岡咲美保)
ロセルは、狩りで生計を立てるキーシャ家の末っ子です。体が弱く臆病で、家族からは才能がないと思われていました。
1期第4話「才能の居場所」から始まるロセルのエピソードは、僕が1期でいちばん好きな流れです。弱いと決めつけられていた子が、居場所を得て顔つきが変わっていく過程に、この作品の本質が詰まっています。
ミレーユ・グランジオン(CV:生天目仁美)
ミレーユは、諸国を旅しながら酒を飲み歩く謎の女性です。マイペースでトラブルが絶えませんが、洞察力は群を抜いています。
ロセルとは師弟のような関係になっていき、2期では弟トーマスと敵味方に分かれます。軍師同士の姉弟対決は、2期の頭脳戦を一段深くしていました。
ファム(CV:戸松遥)
ファムは、情報収集が得意な傭兵団「シャドー」の団長です。気に入った依頼しか受けませんが、鑑定スキルを持つアルスには興味を示します。
ファムには驚かされる秘密がありますが、ここでは明かしません。知ったときに「なるほど」と思える配役だとだけお伝えしておきます。
リシア(CV:花澤香菜)
リシアは、トルベキスタの領主ハマンドの娘で、アルスの許嫁です。政治と野心のステータスが高いため、当初はアルスに警戒されてしまいます。
相手の表情から感情を読み取る観察眼を持ち、アルスの器を見抜いていきます。1期のED「Finally」はリシア名義で花澤香菜さんが歌っており、作品にとって大切なキャラとして扱われていると僕は感じています。
シン・セイマーロ(CV:加藤渉)とブラッハム・ジョー(CV:内田修一)
シンは、サムク郡でアルスが出会った香具師です。高度な技術を持ち、人が空を飛べる日を夢見ています。
ブラッハムは「スターツ城の悪童」と呼ばれた少年兵で、まっすぐな性格の持ち主です。まだ成長途中ながら高い能力を秘めていて、3期では精鋭部隊を率いる立場になります。

2期の登場人物は?継承戦争の陣営とキャラの関係
2期では、ミーシアン州の次期総督の座をめぐって、クラン・サレマキアとバサマーク・サレマキアの兄弟が争う「継承戦争」が描かれました。アルスはクラン陣営として初陣に向かいます。
表3のとおり、バサマーク陣営には実力者がそろっています。リューパはバサマークに任命されたバルドセン砦の指揮官で、クランもその力を認める名将です。
ロルト城主ジャン・テンドリーは、田舎の騎馬民族から貴族に成り上がった冷静な策略家。異母兄弟のダン・アレーストは騎兵隊隊長で、リーツに匹敵する戦闘力を持っています。
2期は登場キャラが一気に増えるので、正直なところ初見では名前を覚えきれない人も多いと思います。陣営ごとに頭の中で色分けしておくと、3期でバサマークの名前が再び出てきたときに混乱しにくいです。
実際、3期の公式あらすじでは、バサマークと同盟を結んだサイツ州の大軍がカナレに迫ります。2期の因縁は3期でも続いているわけです。
3期第1話(第25話「郡長」)で注目したいポイント
3期1話目は、通算第25話「郡長」です。カナレ郡長となったアルスが新たな仲間を迎え、カナレをより良い領地にするための計画を進める中、新しいランベルク領主にある人物を指名する、という導入になっています。
放送前のインタビューで、アルス役の藤原夏海さんは、序盤は仲間同士の絆やにぎやかなやり取りを楽しめると語っていました。2期が戦乱中心だったのに対し、3期の入りはいったん「領地と家臣団」に焦点を戻す構成だと読み取れます。
公式Xでは「#鑑定スキル25話感想」をつけた感想ポストのキャンペーンも行われていて、放送後の反応を追いやすくなっています。キャラ一覧の観点で言えば、1話は「誰が新しい領主になるのか」「ムーシャとザットがどんな顔ぶれとして登場するのか」が最大の見どころです。
僕自身は、新スタジオの画面づくりが家臣たちの描き分けにどう効いてくるかを、序盤数話かけてじっくり見ていくつもりです。1話だけで作画やテンポの良し悪しを決めつけず、群像劇としての手触りで判断したいと考えています。
3期の放送・配信・スタッフと主題歌
3期は2026年9月27日(日)からCBC/TBS系全国28局ネット「アガルアニメ」枠で放送中です。初回のみ深夜0時00分スタートでした。
配信は、U-NEXT・アニメ放題・dアニメストアで先行配信されています。配信状況は変わる可能性があるので、最新は各サービスの公式ページで確認してください。
3期の制作体制は?
3期は制作スタジオが交代しました。1〜2期はstudio MOTHER、3期はGeyeG Picturesが担当しています。
一方で、監督の加戸誉夫さん、キャラクターデザインの八尋裕子さん、音楽の夢見クジラさん、音響監督の亀山俊樹さんは続投です。キャストも主要メンバーがそのまま引き継がれています。
3期の主題歌を歌うのは誰?
3期のOPは佐々木李子さんの「Still Water」、EDは明くる夜の羊の「日々を越えて」です。
| 期 | OP | ED |
|---|---|---|
| 1期 | TRUE「ブルーデイズ」 | リシア・プレイド(CV:花澤香菜)「Finally」 |
| 2期 | PassCode「SKILLAWAKE」 | 田中有紀「Familiar」 |
| 3期 | 佐々木李子「Still Water」 | 明くる夜の羊「日々を越えて」 |
1期はリシア役、2期はセレナ役と、EDをキャラの声優が担当してきた流れが、3期で外部アーティストに変わりました。声優ファンにとっては、ちょっとした変化点です。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』の見どころ考察|登場人物一覧から見える本当の魅力
ここからは僕の私見です。
登場人物を一覧にして改めて感じたのは、アルスの家臣の多くが「社会から正当に評価されていなかった人」だということです。差別されるリーツ、孤児のシャーロット、才能を疑われていたロセル、「悪童」と呼ばれたブラッハム。そして3期のムーシャも、本人は裏方志望でした。
1期第4話の副題「才能の居場所」は、作品全体を言い表していると僕は思います。本作は、鑑定スキルを「強さの証明」ではなく「居場所の提供」に使う物語です。
同じ「人材登用×国づくり」系と比べると、違いがよく分かります。『現実主義勇者の王国再建記』は主人公自身が内政改革の知恵を出すタイプで、『天才王子の赤字国家再生術』は主人公の策略そのものが見どころです。
対してアルスは、自分が天才ではないからこそ「天才を見つけて任せる」ことに全振りしています。この「任せる主人公」は、学歴や出自ではなく伸びしろで人を採る理想の上司像そのもので、社会人の視聴者に刺さりやすいと感じます。
一方で、2期以降はキャラが一気に増えました。キャラ数の多さは本作の魅力であり、同時に視聴のハードルでもあります。今回あえて表を3つに分けたのは、この「覚えにくさ」を少しでも減らしたかったからです。
3期はスタジオが交代する転換点ですが、キャラデザ・音楽・音響・キャストは引き継がれています。見た目と音の雰囲気は保たれやすい体制なので、変化が出るとすれば物語の組み立てやテンポの部分だと僕は見ています。
向いているのは、主人公最強よりも「仲間集め」「軍師の頭脳戦」「チームが育つ過程」を楽しみたい人です。逆に、主人公自身が敵を一掃する爽快感を求める人には、やや物足りないかもしれません。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』登場人物・声優まとめ
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』の登場人物は、鑑定スキルを持つアルス(CV:藤原夏海)と、リーツ・シャーロット・ロセル・ミレーユ・ファムらの家臣団が中心です。
2期ではクランとバサマークの継承戦争で多くの人物が登場し、3期ではムーシャ(CV:諸星すみれ)とザット(CV:田所陽向)が新たに加わりました。
キャラ一人ひとりに「評価されなかった過去」があり、それをアルスが拾い上げていく。この構図を押さえておくと、3期をより深く楽しめるはずです。
よくある質問
リシアは3期でアルスと結婚した?
※ネタバレを含みます。3期の公式キャスト表記は「リシア・ローベント」で、1〜2期の「リシア・プレイド」から姓が変わっています。関係が婚約から進んだことがうかがえますが、描かれ方は本編で確認してください。
ムーシャとシャーロットの関係は?
2人とも魔法の才能を見出された魔法兵です。漫画版では、ムーシャはシャーロットと組んで成長していきます。アニメ版での描写は放送で確認してください。
ザットとブラッハムはどういう関係?
3期でブラッハムが率いる精鋭部隊の副隊長にザットが任命されます。元リベン傭兵団の切り込み隊長という経験を持つザットが、若い隊長を支える形です。
(文:星野悠真)



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