結論から言うと、『落第賢者の学院無双』は打ち切りではありません。
漫画は「マンガUP!」で現在も連載中、単行本も9巻まで発売されており、さらに2026年7月からはTVアニメも放送中です。
この記事では、なぜ「打ち切り」という言葉がここまで検索されているのか、その出どころと現在の連載・放送状況を、確認できた情報とあわせて詳しく検証していきます。
『落第賢者の学院無双』はなぜ打ち切りと噂されるのか?結論
先に結論をお伝えすると、公式からの「連載終了」「打ち切り」を示す発表は見当たりません。
原作は白石新さん、漫画はけんたろうさん、キャラクター原案は魚デニムさんという布陣で、出版社はスクウェア・エニックス(漫画版)とKADOKAWA角川スニーカー文庫(原作小説)です。
これだけの体制で作られている人気作にもかかわらず「打ち切り」と検索される背景には、単純な不人気ではなく、情報の少なさゆえの不安があると筆者は見ています。
実際、マンガUP!でのお気に入り数は100万件を突破しており、決して人気が落ちている作品ではありません。
噂の出どころ|「打ち切りの可能性が高い」と書いた記事も実在した
ここが今回いちばん重要なポイントです。
筆者が実際に検索して確認したところ、「打ち切りになってしまった可能性が非常に高い」と、公式発表がないにもかかわらず踏み込んだ結論を出していた個人サイトの記事が実在しました。
その記事の根拠は、更新間隔や単行本の刊行ペースといった状況証拠のみであり、編集部や作者からの一次情報に基づくものではありませんでした。
つまり噂の火種の一つは、こうした「状況証拠だけで打ち切りと断定してしまった記事」が検索結果に表示され、それを読んだ読者が不安になって「打ち切り」というキーワードでさらに検索する、という循環にあると筆者は考えています。
一方で、同じ「落第賢者の学院無双 打ち切り」というキーワードで検索しても、中身は「連載中で打ち切りではない」とする記事のほうが実際には多く見つかります。
つまり噂の出どころは、公式な休載告知ではなく、一部の推測記事と読者側の不安が組み合わさって検索ワード化したケースだと筆者は見ています。
漫画は今、何話・何巻まで進んでいる?最新の連載状況
『落第賢者の学院無双』はマンガUP!オリジナル連載作品として、2019年9月の連載開始から現在まで続いています。
作品ページの表記によると、更新は隔週金曜日というペースで行われており、極端に間隔が空く連載ではありません。
2026年9月時点でマンガUP!公式アプリの話数一覧を筆者が確認したところ、最新話は「第29話」の途中まで配信されていることが分かりました。
なお、以下の年別の話数区切りはマンガUP!公式X(@MangaUP_ex)のオリジナル連載更新告知をもとに筆者が整理したものであり、より正確な最新情報はマンガUP!公式アプリで直接ご確認いただくことをおすすめします。
- 2019年:第1話-① ~ 第3話-①
- 2020年:第3話-② ~ 第7話-③
- 2021年:第7話-④ ~ 第11話-④
- 2022年:第11話-⑤ ~ 第15話-⑥
- 2023年:第16話-① ~ 第19話-④
- 2024年:第19話-⑤ ~ 第22話-⑤
- 2025年:第23話-① ~ 第26話-⑤
- 2026年:第27話-① ~ 第29話(進行中)
これだけ長期間、切れ目なく更新が続いている作品を、休載や打ち切りの疑いがある状態と見なすのは無理があるというのが筆者の率直な感想です。
漫画作品は人気が落ちたり編集部側の事情があったりすると、更新間隔が急に空いたり、話数の途中で唐突に終わったりすることが少なくありません。
しかし本作の場合、話数のナンバリングが小刻みに枝番(①②③…)で続いており、コンスタントに描き下ろされている印象を受けます。
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休載の告知はあったのか
結論から言うと、休載を示す公式アナウンスは確認できませんでした。
公式X、原作の白石新さんのX、漫画のけんたろうさんのXを確認しても、休載についての告知は見当たりませんでした。
なお『落第賢者の学院無双』の漫画そのものには単独の公式Xアカウントが存在せず、TVアニメ公式Xが情報発信の中心になっている点も、読者が最新状況をつかみにくい一因になっていると筆者は考えます。
原作・漫画それぞれの担当者のXでは、単行本の発売告知は行われていたものの、休載や連載終了を示唆するような投稿は見つかりませんでした。
告知がないからといって100%何も起きていないとは言い切れませんが、通常、連載作品で長期休載に入る場合は編集部や作者から何らかのアナウンスがあるケースがほとんどです。
その意味で、現時点では「休載中」と判断する材料は乏しいと言えるでしょう。
単行本の刊行ペースと最新9巻の発売日
単行本の発売状況を見ても、連載が順調に進んでいることがうかがえます。
以下の発売日は各巻の書籍情報として公開されている刊行日をもとにまとめたものです。
| 巻数 | 発売日 |
|---|---|
| 1巻 | 2020年1月31日 |
| 2巻 | 2020年9月7日 |
| 3巻 | 2021年6月7日 |
| 4巻 | 2022年2月7日 |
| 5巻 | 2022年10月6日 |
| 6巻 | 2023年8月7日 |
| 7巻 | 2024年7月5日 |
| 8巻 | 2025年6月6日 |
| 9巻 | 2026年7月7日 |
発売間隔はおおむね7か月~1年1か月の範囲で推移しており、極端に空いた時期は見当たりません。
むしろ9巻が2026年7月7日に発売されたという事実こそ、連載が現役で動いている何よりの証拠だと筆者は考えます。
もし作品が打ち切りに向かっているなら、単行本の刊行自体がここまで安定して続くことは考えにくいでしょう。
なお、価格や配信状況は変動する可能性があるため、購入前には各書店・配信サービスの公式ページで最新情報をご確認ください。
原作小説が全8巻で完結済みなのは「打ち切り」ではない理由
『落第賢者の学院無双』を調べていると、「なろう 削除」「小説家になろう 削除」といった検索ワードも目にします。
これも広い意味では打ち切り説と根っこが同じで、「原作が消えた=連載も終わるのでは」という不安から来ていると考えられます。
結論から言えば、「なろうで見つからない=削除・連載終了」ではなく、そもそも「小説家になろう」に掲載されたことがない作品だというのが実情です。
漫画のけんたろうさんはXで「白石新先生の新刊からのコミカライズです」という趣旨の投稿をしており、この作品はWeb小説の書籍化ではなく、書き下ろし新刊をベースにしたコミカライズだと分かります。
実際に書籍としては『落第賢者の学院無双~二度転生した最強賢者、400年後の世界を魔剣で無双~』というタイトルの小説(角川スニーカー文庫、著者:白石新さん、イラスト:魚デニムさん)が全8巻で刊行されており、内容を照らし合わせると漫画版とほぼ同一の物語であることが確認できます。
つまり「なろうで読めない=連載終了・削除された」のではなく、そもそも「小説家になろう」に掲載されたことがない、書き下ろしライトノベル原作の作品だというのが実情です。
原作小説の完結は「打ち切り」ではなく「予定通りの完結」であり、漫画版は現在もこの原作ストックの範囲内で描き継がれている段階だと見てよいでしょう。
この「なろう発ではなく書き下ろし発のコミカライズ」という点は、同種の異世界作品の中では見落とされやすい事実であり、打ち切り説の誤解を解くうえで重要なポイントだと筆者は考えています。
2026年7月放送開始のTVアニメも進行中|最新話情報が打ち切り説を否定
見落とされがちですが、『落第賢者の学院無双』はすでにTVアニメ化されており、しかも現在まさに放送中です。
TVアニメは2026年7月1日からTOKYO MX、ABCテレビ、BSフジ、WOWOWで放送されており、監督は石井久志さん、シリーズ構成は赤尾でこさん、アニメーション制作はEMT Squaredが手がけています。
さらに2026年9月10日には、第12話「神をも超えて -I am Ephtal-」のあらすじと先行カットが公式から解禁されるなど、放送終盤に向けたプロモーションが今も活発に続いています。
一般的に、漫画連載中の作品が打ち切りに向かう場合、アニメ化のタイミングと足並みが揃わなかったり、アニメ放送後に急に更新が滞ったりすることがあります。
しかし本作については、アニメ放送と並行して単行本9巻の発売、漫画の隔週更新の継続が確認でき、目立った停滞は見当たりません。
原作小説が完結済みでストックが確保されている点も、漫画版が安定して連載を継続できている土台になっていると筆者は見ています。
考察:なぜ「打ち切り」という噂だけが独り歩きしたのか
ここからは筆者としての考察です。
今回調べた限り、『落第賢者の学院無双』の打ち切りを裏付ける公式な一次情報は一つも見つかりませんでした。
一方で、前述のとおり「打ち切りになった可能性が非常に高い」と踏み込んで書いていた記事が実際に存在したことも事実です。
こうした記事は、更新間隔や単行本の刊行ペースといった「状況証拠」だけを根拠に断定してしまっており、編集部や作者への取材・確認は行われていないように見受けられました。
さらに、公式Xアカウントが漫画単独では存在せず(TVアニメ公式Xのみ)、原作サイドからの情報発信量が控えめであるため、読者が最新状況を把握しづらく、不安が検索行動に直結しやすい構造になっている点も見逃せません。
この「情報発信の少なさ」が打ち切り説を後押ししてしまうパターンは、実は本作だけの特殊な事情ではありません。
たとえば同じ異世界ジャンルの『捨てられ聖女の異世界ごはん旅』も、公式からの発信量の少なさや配信サイトの表示仕様が誤解を招き、「打ち切りではないか」という噂が広まったケースとして知られています。
また『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』のように、単行本の刊行ペースがゆっくりであること自体が「打ち切りでは」という不安の種になっている作品もあります。
つまり『落第賢者の学院無双』は特別なケースというより、「公式発信が少ない」「なろう非掲載」「刊行ペースが独特」といった条件が重なると起きやすい、このジャンル特有のパターンの一例だと筆者は考えています。
今後の見通しとしては、原作小説がすでに8巻で完結しており、漫画版もそのストックの範囲内で描き継がれている以上、当面は現在のペース(おおむね7か月~1年程度の単行本刊行サイクルと隔週更新)で連載が続く可能性が高いと考えられます。
ただし、原作ストックには限りがあるため、今後ストックの消化が進んだ段階で更新ペースが調整される可能性や、TVアニメ終了後にプロモーションの露出が落ち着き、再び「更新が減った」と誤解されやすくなるリスクは頭の片隅に置いておいたほうがよいでしょう。
もちろん、これは現時点で確認できる情報からの推測であり、今後の公式発表によって状況が変わる可能性はある点には留意しておきたいところです。
よくある質問
『落第賢者の学院無双』は完結しましたか?
漫画版は2026年9月時点で連載中であり、完結はしていません。原作小説(角川スニーカー文庫版)は全8巻で完結済みです。
原作の「小説家になろう」版はどこで読めますか?
この作品は「小説家になろう」に掲載されたことがない書き下ろしライトノベルが原作のため、「なろう」上で読むことはできません。
TVアニメは今も放送していますか?
はい。2026年7月1日からTOKYO MX、ABCテレビ、BSフジ、WOWOWで放送中で、2026年9月時点で終盤の話数まで放送が進んでいます。最新の放送情報は番組公式サイトやXでご確認ください。
まとめ
『落第賢者の学院無双』は、2026年9月時点で打ち切りや休載を示す公式情報は確認できず、マンガUP!での連載、単行本9巻の刊行、TVアニメの放送のいずれも順調に進んでいます。
原作小説は全8巻で完結済みですが、これは「なろうで削除された」ことを意味するものではなく、もともと書き下ろし新刊からのコミカライズだったことが理由です。
打ち切り説の背景には、状況証拠だけで断定してしまった一部の記事と、公式からの情報発信の少なさがあったと筆者は見ています。
なお、話数の詳細な更新履歴や単行本の発売日、放送情報は今後変動・訂正される可能性があるため、最新情報は必ずマンガUP!公式アプリやTVアニメ公式サイト・Xでご確認ください。
「登録しても続けられるか不安…」という気持ち、僕もよく分かります。
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