『転生したら剣でした』の声優は、師匠役が三木眞一郎さん、フラン役が加隈亜衣さんで、2期でも2人が続投しています。
2期『転生したら剣でしたII』の新キャストは、ジャン・ドゥービー役の内田雄馬さん、名無し役の井澤詩織さん、リッチ役の速水奨さんの3人です。
この記事では、『転生したら剣でした』(略称:転剣)の2期新キャスト・続投キャスト・1期の主要キャストを一覧で整理します。各声優さんの代表作と、実際に2期を見て感じた「ここを聴いてほしい」というポイントもあわせて紹介します。
『転生したら剣でした』声優一覧【1期・2期の主要キャスト】
まずは結論として、主要キャストを表にまとめます。1期と2期で登場するキャラが変わるため、出演シリーズも併記しました。
| キャラクター | 声優 | 出演シリーズ |
|---|---|---|
| 師匠 | 三木眞一郎 | 1期・2期 |
| フラン | 加隈亜衣 | 1期・2期 |
| ウルシ | 後藤ヒロキ | 1期・2期 |
| ジャン・ドゥービー | 内田雄馬 | 2期のみ(新) |
| 名無し | 井澤詩織 | 2期のみ(新) |
| リッチ | 速水奨 | 2期のみ(新) |
| アマンダ | 小清水亜美 | 1期のみ |
| クリムト | 羽多野渉 | 1期のみ |
| ドナドロンド | 稲田徹 | 1期のみ |
| ネル | 大久保瑠美 | 1期のみ |
| ガルス | 辻親八 | 1期のみ |
2期の欄は、2026年10月時点で公式に発表されている主なキャストです。「1期のみ」は、現時点の2期キャスト発表に名前がないという意味で、今後の再登場を否定するものではありません。
1期のキャストは、物語の中心になる城塞都市アレッサの主要人物に絞り、ゲストキャラは省略しました。追加キャストの発表もありえるので、最新情報はTVアニメ公式サイトで確認してください。
表で見ると、主演2人と相棒役を軸に、ベテランと中堅を重ねた布陣だと分かります。僕の感覚では、異世界アニメの中でも「声の厚み」で物語を支えるタイプのキャスティングです。
2期『転生したら剣でしたII』はいつから?放送日と約4年ぶりの続編までの流れ
2期は、地上波ではTOKYO MXとABCテレビが2026年10月7日(水)から、BS朝日とAT-Xが10月9日(金)から放送しています。ABEMAでは9月30日(水)から、地上波1週間先行・独占配信が始まりました。
局ごとの放送枠は次のとおりです。
- ABEMA:9月30日から毎週水曜24時30分〜(地上波1週間先行・独占配信)
- TOKYO MX:10月7日から毎週水曜24時〜
- ABCテレビ:10月7日から毎週水曜26時15分〜
- AT-X:10月9日から毎週金曜21時〜
- BS朝日:10月9日から毎週金曜23時〜
放送・配信日時は変更される場合があるので、視聴前に公式情報をチェックしておくと安心です。
1期の放送は2022年10月〜12月でした。最終回の直後に2期の製作が発表され、2025年7月に「2026年放送」が告知されています。
2026年8月には、キービジュアル第1弾・PV第2弾・主題歌がまとめて解禁されました。1期から約4年ぶりの続編なので、放送前の10月4日にはAT-Xで1期の一挙放送も行われています。
新章の舞台は、師匠とフランが港町ダーズへ向かう途中で見つける「浮遊島」です。2人はこの島の完全攻略を目指す死霊術師と出会い、死霊魔獣(アンデッド)がうごめく迷宮に挑みます。
2期の新キャストは誰?内田雄馬・速水奨・井澤詩織の役柄
ここからは、2期の新キャスト3人を順に紹介します。10月末の時点で地上波は第4話まで進んでいるので、実際に放送を見た感想も添えます。
ジャン・ドゥービー役:内田雄馬さん
ジャン・ドゥービーは、浮遊島の完全攻略を目指す死霊術師です。第1話「空に浮かんでるのは島でした」で、骸骨騎士に迎撃されて墜落した師匠とフランの前に現れます。
内田さんは『呪術廻戦』の伏黒恵役などで知られています。
第2話のサブタイトルは「ジャン・ドゥービーは優秀でした」です。タイトルにキャラ名が入るほど、2期序盤の物語を引っ張る存在だと分かります。
実際に見てみると、内田さんのジャンは「軽い口調なのに、死霊術の話になると急に目が据わる」という切り替えが印象的でした。
伏黒恵のような低くクールな声とは違い、少し早口で人懐っこい。それでいて言葉の端々に、研究者らしい執着がにじむんです。
正直、初登場の時点では「信用していいのか分からない人」に聞こえました。ここは筆者の感想ですが、その不安定さこそ、迷宮で師匠とフランが判断を迫られる場面の緊張感を底上げしていると思います。
2026年のAnimeJapan 2026では、三木眞一郎さん・加隈亜衣さん・内田雄馬さんの3人が登壇する『転生したら剣でしたII』のステージが開かれました。
新キャストの中で内田さんが主演2人と並んだのは、ジャンが2期の物語で重要な役回りであることの表れだと受け取っています。
リッチ役:速水奨さん
リッチは、公式のキービジュアル第1弾でフランと師匠の前に立ちはだかる新たな強敵として描かれています。PV第2弾でも、大量の死霊魔獣とともにリッチとの激しいアクションシーンが映し出されました。
速水さんは『BLEACH』の藍染惣右介役などで知られています。
PV第2弾でリッチの声を聴いたとき、僕がまず感じたのは「静けさの怖さ」です。叫ぶのではなく、低く落ち着いた声で圧をかけてくるタイプでした。
1期で強烈だった敵、たとえば上級悪魔(グレーターデーモン)は「力で押してくる恐怖」でした。それに対してリッチは、知性と余裕で追い詰めてくる恐怖になりそうです。
藍染役で培われた「底が見えない落ち着き」が、アンデッドの王のような存在にぴったりはまっていると感じます。どこまで手ごわい相手になるのかは、本格的な対決の回を楽しみに待ちたいところです。
名無し役:井澤詩織さん
名無しは、2期で新たに発表されたキャラクターです。PV第2弾では、名無しと浮遊島の関係をほのめかすカットが使われていました。
ここで注意したいのは、1期でフランが奴隷時代に「名無し」と呼ばれていたこととの混同です。2期の「名無し」は井澤さんが演じる別のキャラクターで、フランのことではありません。
井澤さんは、独特の声質で幼い役から人外の役まで幅広くこなす声優さんです。正体や立ち位置はまだ明かされていない部分が多いので、ここでは深入りしません。
2期の続投キャスト
- 師匠(三木眞一郎さん)・フラン(加隈亜衣さん):主演2人は1期から続投です。
- ウルシ(後藤ヒロキさん):師匠の眷属召喚で現れた魔狼です。フランにとっては弟弟子のような存在で、1期から続投しています。
1期で師匠にスキル獲得などを告げていた「アナウンスさん」については、2期の主要キャスト発表には名前がありません。登場の有無は公式のクレジットで確認してください。
師匠役・三木眞一郎さんの代表作と聴きどころ
本作の主人公・師匠を演じるのは三木眞一郎さんです。
師匠は、事故で亡くなったあと「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」の剣として異世界に転生した元人間の男性です。
倒した魔物の魔石を吸収して成長し、自力で浮遊して動けます。料理まで得意という、かなり器用な剣ですね。
三木さんの代表作には、『ポケットモンスター』のコジロウ役や『機動戦士ガンダム00』のロックオン・ストラトス役などがあります。
コジロウのコミカルさと、ロックオンのような頼れる大人の色気。その両方を持つ声だからこそ、ギャグもシリアスもこなす「親バカな剣」に合っているのだと思います。
師匠には表情も体の動きもないため、感情はほぼ声だけで伝わります。
僕が一番好きな聴きどころは、1期第1話でフランと出会う場面です。それまでの独り言はどこか軽い調子なのに、虐げられていた少女を前にした瞬間、声の温度がすっと下がって真剣になります。
この「ふざけた大人が、守るべき子どもを見つけた瞬間に変わる」切り替えがあるから、その後の親バカぶりも笑えるし、泣けるんですね。
アニメイトタイムズが2022年10月12日に掲載したリレーインタビュー第1回でも、三木さんは師匠がフランに見せる親バカぶりを、かわいくて愛せる部分として語っていました。演じる本人がこの関係性を楽しんでいることが、声の温かさに出ているのだと感じます。
2期でも、浮遊島に墜落した直後からフランの身を案じる師匠の念話は健在です。アンデッドだらけの迷宮という重い舞台でも、三木さんの声が入ると空気がふっとゆるむ。この緩急は2期でも作品の大きな魅力になっています。
フラン役・加隈亜衣さんの代表作と聴きどころ
ヒロインのフランを演じるのは加隈亜衣さんです。
フランは黒猫族の少女です。奴隷として「名無し」と呼ばれ虐げられていたところで師匠と出会い、その装備者になりました。
1期ではアレッサの冒険者ギルドに所属し、クエストをこなして名を上げていきます。2期でも、強さの果てにある「進化」を目指して旅を続けています。
加隈さんは、『甘城ブリリアントパーク』の千斗いすず役や、『ひろがるスカイ!プリキュア』の虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム役などで知られています。
フランはとても口数が少なく、一言二言で会話を終わらせるタイプです。セリフが短いぶん、「ん」「わかった」といった短い言葉に感情を乗せる技術が問われます。
聴きどころとしておすすめしたいのは、フランの「ん」の言い分けです。同じ「ん」でも、師匠のお願いに従うとき、褒められてうれしいとき、怒っているときで、間の長さと語尾の上がり方がはっきり違います。
イヤホンで聴くと、無表情に見えるフランの感情が驚くほど細かく伝わってきます。
本作は「よくしゃべる師匠」と「しゃべらないフラン」の掛け合いで成り立っています。
師匠の念話やモノローグが続いたあとに、フランの短い返答が入る。その繰り返しが、この作品独特のリズムを生んでいると僕は考えています。
2期では、ここにジャンという「よくしゃべる第三者」が加わりました。師匠・ジャンの言葉数の多い2人に挟まれて、フランの一言がさらに際立つ構図になっているのが面白いところです。

アマンダ・クリムトなど1期の主要声優と出演作品
1期の主な舞台は、城塞都市アレッサです。2人を取り巻く大人たちにも実力派がそろっています。
アマンダ役:小清水亜美さん
アマンダは「鬼子母神」の二つ名を持つハーフエルフで、ランクAの冒険者です。鞭と暴風魔術で敵を圧倒します。
その一方で子どもにはとことん甘く、孤児院の運営もしています。フランに「ママ」と呼ばれたくて奮闘する姿は、1期の名物の一つです。
小清水さんは、『交響詩篇エウレカセブン』のアネモネ役、『スイートプリキュア♪』の北条響/キュアメロディ役などで知られています。
聴きどころは、戦闘中の凛とした声と、フランに甘えてほしくて食い下がるときの声のギャップです。同じ人物とは思えないほど声色が切り替わるのに、どちらも「アマンダらしさ」が崩れないのは見事だと感じました。
クリムト役:羽多野渉さん
クリムトは、アレッサ冒険者ギルドのギルドマスターです。キャラクター紹介では、136歳のウッドエルフで職業は大精霊使いとされています。
フランを怪しみつつも実力は認めており、生真面目で気苦労が多いタイプです。危機への判断は素早く、頼れる上司という印象を残します。
羽多野さんは、『僕のヒーローアカデミア』の心操人使役、『アイドリッシュセブン』の八乙女楽役などで知られています。落ち着いた低めの声が、ギルドの「大人の秩序」を体現しています。
ドナドロンド・ネル・ガルス
- ドナドロンド(稲田徹さん):鬼人族の試験官で、フランの冒険者登録試験を担当します。面倒見はいいものの、迫力満点の人物です。
- ネル(大久保瑠美さん):ギルドの受付嬢です。人当たりがいい反面、粗暴な相手には内心で毒を吐く一面があります。大久保さんは『ゆるゆり』の吉川ちなつ役などで知られています。
- ガルス(辻親八さん):ドワーフの腕利き魔法鍛冶師です。フランに防具を用意する一方、師匠が「知性を持つ武器」であることを見抜きます。
ネルの「表は清楚、内心は辛辣」というギャップは、大久保さんのコメディ演技と相性抜群です。
ガルスのような職人肌のドワーフに重厚な声が入ることで、ファンタジー世界の手触りがぐっと本物らしくなっています。
転剣2期のスタッフ・主題歌・原作情報
声優の演技を支えるスタッフでは、音響監督がはたしょう二さん、音楽が高梨康治さん(Team-MAX)です。2期でも同じ2人がクレジットされており、1期の「音の空気感」はそのまま引き継がれています。
監督の石平信司さん、シリーズ構成・脚本の永野たかひろさん、アニメーション制作のC2Cも1期から続投です。
2期の主題歌は、OPがFZMZの「DREAM OF BUTTERFLY」、EDが花冷え。の「バリバリBuddy」です。FZMZ側は、転生前と後のどちらが本当の自分かという「胡蝶の夢」をテーマにした曲だとコメントしています。
剣に転生した師匠の物語にこのテーマをぶつけてきたのは、なかなか粋な選曲だと感じました。
原作は棚架ユウさんのライトノベルで、イラストはるろおさんが担当しています。マイクロマガジン社のGCノベルズから既刊21巻が刊行されており、シリーズ累計は400万部を突破しています。
1期のキャスト発表当時(2022年3月)の累計は180万部だったので、アニメ化を経て2倍以上に伸びた計算です。2期でさらに読者が増えるかにも注目しています。
転剣のキャスティングがハマっている理由【考察】
ここからは、10年以上異世界アニメを見続けてきた僕の私見です。
「独白」ではなく「対話」で主人公を見せる作品
『転生したら剣でした』は「無機物転生」ものです。同じ人外転生の『転生したらスライムだった件』と比べると、主人公が人の姿にならない点が大きく違います。
リムルは人型になって表情を見せられますが、師匠はずっと剣のままです。
もう1作、『蜘蛛ですが、なにか?』とも比べてみます。あちらも主人公の膨大な内面の独り言を声優さんが支える作品ですが、蜘蛛子の語りは基本的に「ひとりでしゃべり続ける」スタイルでした。
一方の転剣は、師匠の独り言に必ずフランの短い返事が返ってきます。独白ではなく「対話」で主人公の魅力を見せる構造なので、主演2人の声の相性そのものが作品の質を左右するわけです。
この構造を考えると、声だけで喜怒哀楽を演じ切れる三木さんを主人公に置いたのは、作品の性質に合った選択だったと考えています(起用意図は制作側の発言ではなく、僕の推測です)。
フランを囲む「大人の声」の配置
もう一つのポイントは、師匠=父親、アマンダ=母親、クリムト=上司という、フランを囲む大人の配置です。
この「大人がフランを見守る物語」という軸に沿って、包容力のある声が大人役に並んでいます。単に人気声優を集めたのではなく、物語のテーマに合わせて声が選ばれていると感じます。
2期は「見守る大人」から「試す大人」へ
2期では、内田さんのジャンと速水さんのリッチが加わりました。
ジャンは協力者でありながら、どこか底の見えない人物です。リッチは公式に「強敵」と位置づけられています。
1期の大人たちがフランを「見守る」存在だったのに対し、2期の新キャラはフランと師匠を「試す」存在だと僕は読んでいます。だからこそ、声の配置もやわらかい包容力から、クセと圧のある声へとシフトしているのではないでしょうか。
個人的な見通しとしては、2期の評価は「アンデッドだらけの浮遊島の緊張感を、新キャスト陣の声がどこまで引き上げるか」で大きく変わると思っています。敵が怖いほど、師匠とフランが勝ったときの爽快感も大きくなるからです。
これから見る人は、ぜひイヤホンで師匠の声のニュアンスとフランの「ん」に注目してみてください。フランへの過保護な独り言が聞こえるたびに、きっと思わず笑ってしまうはずです。
まとめ
『転生したら剣でした』の声優は、師匠役が三木眞一郎さん、フラン役が加隈亜衣さんです。2期『転生したら剣でしたII』でも、主演2人とウルシ役の後藤ヒロキさんが続投しています。
2期の新キャストは、ジャン・ドゥービー役の内田雄馬さん、名無し役の井澤詩織さん、リッチ役の速水奨さんです。リッチは公式に新たな強敵と位置づけられ、2期の「名無し」は1期のフランの呼称とは別のキャラクターです。
放送は2026年10月7日から(BS朝日・AT-Xは10月9日から)で、ABEMAでは9月30日から先行配信されています。
声が主役を形づくる「剣の主人公」だからこそ、キャストの演技が作品の魅力を大きく左右しています。声優に注目して見直すと、新しい発見がある作品です。
よくある質問
『転生したら剣でしたII』(2期)はいつから?どこで見られる?
ABEMAが2026年9月30日(水)から毎週水曜24時30分に、地上波1週間先行・独占配信をしています。地上波はTOKYO MXが10月7日から毎週水曜24時、ABCテレビが同日から毎週水曜26時15分、AT-Xが10月9日から毎週金曜21時、BS朝日が同日から毎週金曜23時です。放送時間は変更の可能性があるため、最新は公式サイトで確認してください。
2期の新キャストはこれで全員ですか?
2026年10月時点で公式に発表されている主な新キャストは、内田雄馬さん(ジャン・ドゥービー)、井澤詩織さん(名無し)、速水奨さん(リッチ)の3人です。放送の進行にあわせて追加キャストが発表される可能性もあります。
2期の「名無し」はフランのことですか?
いいえ、別のキャラクターです。1期でフランは奴隷時代に「名無し」と呼ばれていましたが、2期でクレジットされている「名無し」は井澤詩織さんが演じる新キャラクターです。フランの声優は1期・2期とも加隈亜衣さんです。
星野悠真



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