『転生したら剣でした』(転剣)は、剣に転生した師匠(CV:三木眞一郎)と、黒猫族の少女フラン(CV:加隈亜衣)の相棒関係を軸にした物語です。2期『転生したら剣でしたII』は2026年10月7日から放送中です。
10月30日時点で、地上波は第4話「死霊の王は絶望でした」(10月28日放送)まで進んでいます。地上波より1週間早いABEMAでは、第5話まで配信済みです。
この記事では、1期・2期の主要キャラと声優、そして「誰が誰とどう関わるのか」を整理します。
まず作品の基本情報です。原作は、棚架ユウさんがマイクロマガジン社「GCノベルズ」から刊行しているライトノベルです。2期発表時の報道では、シリーズ累計400万部突破と紹介されていました(現在の公式Xのプロフィールでは450万部突破と表記されています)。
アニメ1期は2022年10月から12月に放送されました。2期も監督は石平信司さん、アニメーション制作はC2Cで、1期と同じ布陣です。
『転生したら剣でした』キャラ一覧と声優【1期・2期】
結論からいうと、アニメの登場人物は「主人公一行」「1期の舞台アレッサの大人たち」「2期の浮遊島に関わる人物」の3グループに分けると覚えやすいです。
下の一覧表は、アニメ公式発表と各放送局の番組情報で確認できたキャストだけをまとめたものです。「確認できる登場話」は、話数ごとの公式あらすじや番組表で出演が確認できた回を示しています。
| キャラ名 | 立場 | CV | 確認できる登場話 |
|---|---|---|---|
| 師匠 | 剣に転生した元日本人 | 三木眞一郎 | 1期第1話〜 |
| フラン | 黒猫族の少女・冒険者 | 加隈亜衣 | 1期第1話〜 |
| ウルシ | フランの従魔の狼 | 後藤ヒロキ | 1期〜2期 |
| アマンダ | 高ランク冒険者 | 小清水亜美 | 1期(第3・4話に出演) |
| クリムト | アレッサのギルドマスター | 羽多野渉 | 1期(第3・4話に出演) |
| ネル | アレッサのギルド受付嬢 | 大久保瑠美 | 1期(第3・4話に出演) |
| ガルス | 魔法鍛冶師 | 辻親八 | 1期第3話 |
| ジャン・ドゥービー | 死霊術師 | 内田雄馬 | 2期第2話の出演者表記に名前あり |
| リッチ | 浮遊島の迷宮の主 | 速水奨 | 2期第4話あらすじで本格対決 |
| 名無し | 2期の謎めいた存在 | 井澤詩織 | 2期PV・キービジュアルで公開 |
| アナウンスさん | 師匠に情報を告げる声 | 藤井ゆきよ | 2期第2話の出演者表記に名前あり |
2期の情報解禁で注目されたのは、リッチ(速水奨さん)と名無し(井澤詩織さん)の2人です。8月16日に公開されたキービジュアル第1弾とPV第2弾で、姿が明かされました。
師匠・フラン・ウルシは1期から続投です。2期から見始める人でも、メインの声の印象はそのまま楽しめます。
主人公一行:師匠・フラン・ウルシはどんなキャラ?
物語の中心は、この「一本と一人と一匹」です。
僕はこの三者を、“保護者役の剣・成長する少女・場をなごませる相棒”というバランスのとれたチームだと捉えています。
師匠(CV:三木眞一郎)
日本で暮らしていた男性が事故で命を落とし、異世界で「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」として目覚めた姿です。
倒した魔物の力を取り込み、スキルを増やしていけるのが最大の特徴です。
剣なのに自力で動けて、料理までこなす多才ぶりです。フランのことになると途端に過保護になる“親バカ”ぶりが、この作品の温度を決めていると感じます。
三木眞一郎さんの心の声は、ボケもツッコミもシリアスも一人でこなしています。1期のころから、作品の空気そのものを支えている印象です。
フラン(CV:加隈亜衣)
獣人の一族「黒猫族」の少女です。
アニメの公式作品紹介では、フランは「名無し」の奴隷として虐げられていたところで師匠と出会い、その装備者になったと説明されています。
口数は少ないものの、黒猫族の悲願である「進化」を目指す意志はまっすぐです。守られるだけでなく、自分の足で強くなろうとする主人公なのが魅力です。
ウルシ(CV:後藤ヒロキ)
フランと師匠が従える狼の魔獣です。
戦闘では頼れる戦力、日常パートでは癒やし担当です。一行の空気をやわらげる存在になっています。
1期アレッサのキャラと声優:アマンダ・クリムト・ネル・ガルス
アニメ1期の主な舞台は、フランが冒険者として歩き出した城砦都市アレッサです。
ここで出会う大人たちは、規格外の新人フランを、それぞれ違う距離感で受け止める“最初の味方”です。
アマンダ(CV:小清水亜美)
高ランクの冒険者で、鞭を使った戦い方が印象的な実力者です。
戦場では恐れられる一方、子どもにはとことん甘く、フランをかわいがりたくて仕方がない様子が描かれます。
強さと面倒見のよさが同居していて、転剣のユーモア部分をいちばん体現している大人だと僕は感じています。
クリムト(CV:羽多野渉)
アレッサの冒険者ギルドを束ねるギルドマスターです。
常識外れの戦果を挙げるフランに戸惑いながらも、結果は正当に評価します。
ギルドの秩序とフランの規格外ぶりの板挟みになる苦労人ポジションです。物語に“社会のルール”という視点を持ち込む役割を担っています。
ネル(CV:大久保瑠美)
アレッサのギルドで受付を担当する女性です。1期第3話・第4話の出演者表記に名前があり、駆け出し時代のフランとギルドをつなぐ窓口役です。
殺伐としがちな冒険者ギルドの中で、フランが「普通の新人」として扱われる数少ない場面を担っている、というのが僕の見方です。
ガルス(CV:辻親八)
腕利きの魔法鍛冶師です。
1期第3話の公式あらすじでは、ギルドでのフランの立ち回りを見込んで防具を用意する一方、師匠が「知性を持つ武器」であることを見抜いてしまいます。
正直に言うと、僕が転剣を「ただの俺TUEEEものではない」と感じ始めたのは、この第3話でした。
師匠の秘密が初めて“大人”に知られる回で、ここから「秘密を誰と共有するか」という緊張感が物語に生まれます。

『転生したら剣でしたII』2期の新キャラは誰?ジャン・リッチ・名無し
2期で物語を動かすのは、ジャン・ドゥービー、リッチ、名無しの3人です。
2期の公式作品紹介によると、師匠とフランは次の目的地である港町ダーズへ向かう途中で、空に浮かぶ「浮遊島」を発見します。そこで出会った死霊術師ジャンとともに、死霊魔獣がうごめく迷宮へ挑むのが序盤の流れです。
放送済みの話数とサブタイトルは次のとおりです。
- 第1話「空に浮かんでるのは島でした」(10月7日)
- 第2話「ジャン・ドゥービーは優秀でした」(10月14日)
- 第3話「アンデッドはガチガチでした」(10月21日)
- 第4話「死霊の王は絶望でした」(10月28日)
※日付はTOKYO MXでの放送日です。
ジャン・ドゥービー(CV:内田雄馬)
死霊術を使う冒険者です。
公式あらすじでは、浮遊島でフランたちと出会い、迷宮攻略に同行する人物として描かれています。
第2話のあらすじでは、「怨念」が渦巻く迷宮を進むなか、アンデッドを喰らうアンデッド「死霊喰らい」に遭遇する展開が紹介されていました。
浮遊島がアンデッドの巣窟である以上、死霊術の専門家ジャンは2期序盤の“攻略の鍵”だと考えられます。
僕が面白いと感じたのは、第2話のサブタイトルです。1期は「師匠がフランを褒める」構図が多かったのに対し、ここでは師匠以外の大人が名指しで評価されています。
師匠の目線から見ても頼れる大人がパーティにいる。この「保護者同士の掛け合い」が、2期序盤の新しい味になっていると感じます。
リッチ(CV:速水奨)
第4話の公式あらすじでは、浮遊島の迷宮のダンジョンマスターである「死霊の王」として紹介されています。
物理攻撃も属性攻撃も通じず、無尽蔵の魔力を持つため、フランたちは徐々に疲弊し、絶体絶命の窮地に追い込まれていきます。
キービジュアル第1弾には「絶望の刃で、絶望を切り裂け!」というコピーが添えられていました。第4話のサブタイトルにも「絶望」が入っており、リッチは2期序盤の“絶望”を一身に背負う敵として設計されていると読めます。
速水奨さんの重厚な声は、この格の高い敵と非常に相性がいいと感じます。
1期のボス戦は「師匠のスキルでどう突破するか」が見どころでした。一方でリッチは、スキルの手数だけでは通じない相手として描かれています。フランが力ではなく判断で勝つ展開になるかどうかが注目点です。
名無し(CV:井澤詩織)
8月16日公開のキービジュアル第1弾とPV第2弾で、謎めいた存在として姿を見せたキャラクターです。
正体や役割は、10月30日時点で公式からは詳しく明かされていません。
ここからは筆者の推測です。先ほど触れたとおり、公式の作品紹介ではフランが「名無し」の奴隷だったと書かれています。
名前を持たない存在と、名前をもらって生き直した少女という対比が意図されているなら、名無しは2期の感情面の山場に関わるキャラかもしれません。もちろん、言葉が重なっているだけという可能性もあります。
師匠の正体を知るのは誰?キャラの関係性と1期・2期の違い
アニメで描かれた範囲では、師匠が意思を持つ剣だと見抜いた代表格は鍛冶師のガルスです(1期第3話)。
フランは基本的に師匠の存在を周囲へ明かしていません。そのため、「知っている/知らない」の線引きが人間関係の緊張感を生んでいます。
- 正体を見抜いた側:ガルス
- 力の出どころを測りかねつつ見守る側:クリムト
- 秘密よりフラン本人を見ている側:アマンダ
こうして並べると、1期の大人たちは「剣の秘密」ではなく「フランという子ども」にどう向き合うかで描き分けられていることが分かります。
2期の浮遊島では、構図が変わります。ジャンは味方でも“保護者の輪”の外から来た人物で、リッチは保護者が守り切れない脅威です。
1期は「フランを守る関係」、2期序盤は「フランが外の世界と向き合う関係」へ。キャラ一覧を時系列で眺めると、この移り変わりがはっきり見えてきます。
原作小説で登場する代表的なキャラ
※ここから原作のネタバレを含みます。アニメのみで楽しみたい方は、次の「考察:転剣のキャラが『多いのに迷わない』理由」の見出しまで読み飛ばしてください。
原作小説には、アニメの先でさらに多くの人物が登場します。ここでは代表的な人物だけを短く紹介します。
『百剣』フォールンド
原作に登場する、「百剣」の異名を持つ高ランク冒険者です。
剣にまつわる二つ名を持つ人物で、同じ“剣”である師匠との対比が面白いキャラクターです。
フルトとサティア
原作では、港町ダーズでの出来事をきっかけにフランと知り合う双子です。
フランにとって貴重な同年代の知り合いになる点で、印象に残るキャラクターです。
『獣王』リグディス
原作に登場する、獣人の国を治める王です。
黒猫族の境遇と関わる人物で、フランの「進化」という目標を種族の問題へと広げていく存在です。
2期でどこまで描かれそう?(筆者の予想)
2期の旅の目的地は港町ダーズです。そのため、原作でダーズを舞台に登場する人物たちが、浮遊島編のあとに描かれる可能性はあると見ています。
ただし、2期の全話数や原作のどこまでを映像化するかは、公式に発表されていません。ここはあくまで予想として受け止めてください。

考察:転剣のキャラが「多いのに迷わない」理由
ここからは筆者としての私見です。
転剣のキャラ配置は、「フランを守る大人の輪」と「フランが向き合う外の世界」の二層構造になっていると考えています。
アマンダ、クリムト、ガルスは成長を支える“保護者の輪”です。一方、2期のジャン、リッチ、名無しは、フランが自分の判断で向き合う“外の世界”の側にいます。
登場人物が増えても混乱しにくいのは、どのキャラも「フランとどう関わるか」という一本の線でつながっているからでしょう。
この特徴は、同じ人外転生ものと比べるとよく分かります。
たとえば『蜘蛛ですが、なにか?』の序盤では、主人公は迷宮でほぼ独りで生き延びます。頼れる大人はおらず、スキルの積み上げと自力のサバイバルが物語の推進力です。
『転生したらスライムだった件』は、主人公の周りに仲間と組織が広がり、国づくりへ向かう“勢力拡大型”です。
それに対して転剣は、「スキルを取り込んで強くなる」という骨格は共通しながら、主人公(師匠)自身が保護者で、さらにその周りにも保護者キャラが厚く配置されているのが独特です。
ゲーム的な成長システムを持ちながら、読後感が“家族もの”に近い。この点が、転剣が人外転生ジャンルの中で独自の位置にいる理由だと僕は考えています。
2期序盤の浮遊島編は、その保護者の輪から一歩外へ出る章です。リッチという「師匠の力だけでは通じない敵」が置かれたことで、フランが“守られる子ども”から“判断する冒険者”へ変わる瞬間が描かれるはずです。
2期から見る方は、師匠目線でフランの判断を見守りつつ、ジャンという新しい大人がその成長にどう関わるかに注目すると、より深く楽しめるはずです。
まとめ:『転生したら剣でした』キャラ一覧と2期の見どころ
『転生したら剣でした』のキャラは、「主人公一行」「1期アレッサの大人たち」「2期浮遊島の人物」の3グループで整理すると理解しやすくなります。
1期の大人たちは、師匠の秘密やフランの規格外ぶりにそれぞれ違う距離感で向き合う“保護者の輪”でした。
2期では、浮遊島で出会う死霊術師ジャン、迷宮の主リッチ、正体不明の名無しが加わり、フランが外の世界と向き合う物語へ進んでいます。
10月30日時点で地上波は第4話まで放送されています。リッチとの決着がどう描かれるかが、浮遊島編の最大の見どころです。
よくある質問
『転生したら剣でしたII』の新キャラと声優は?
2期で発表された主な新キャラは、死霊術師ジャン・ドゥービー(内田雄馬さん)、死霊の王リッチ(速水奨さん)、謎の存在・名無し(井澤詩織さん)です。師匠(三木眞一郎さん)、フラン(加隈亜衣さん)、ウルシ(後藤ヒロキさん)は1期から続投しています。
師匠の正体に気づいたキャラはいますか?
アニメ1期第3話で、魔法鍛冶師のガルスが、師匠が「知性を持つ武器」であることを見抜いています。
『転生したら剣でしたII』の放送日と配信は?
TOKYO MXは毎週水曜24:00〜、ABCテレビは毎週水曜26:15〜(いずれも10月7日開始)です。BS朝日は毎週金曜23:00〜、AT-Xは毎週金曜21:00〜(いずれも10月9日開始)で放送されています。ABEMAは9月30日から、地上波より1週間先行で独占配信中です。放送・配信日時は変更になる場合があるため、最新情報はアニメ公式サイトで確認してください。
星野悠真



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