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『帰還者の魔法は特別です』プラムの性別は男?外見と人物設定から疑問を解説

魔法学園の中庭で細剣を構える小柄な少年剣士と、その後ろに立つ魔法使いの青年 帰還者の魔法は特別です
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結論から言うと、『帰還者の魔法は特別です』のプラム・シュナイザーは男性、つまり少年剣士です。

小柄でかわいらしい見た目から「女の子?」と誤解されやすいキャラクターです。この記事では、性別の根拠、女の子に見える理由、声優の藤原夏海さん、細剣の回が第5話であること、活躍回の話数までまとめて解説します。

『帰還者の魔法は特別です』プラムの性別は?結論は「男の子」

プラム・シュナイザーは男性(少年)です。ヒロイン枠ではなく、主人公デジール・アルマンのパーティで前衛を担う剣士です。

ただ、少しややこしい点があります。日本語の公式キャラクター紹介には「男性」という言葉が書かれていません。

公式プロフィールは、俊足の剣士で、普段は小動物のようにかわいく、デジールが大好き、という内容です。性別を示す言葉がないので、プロフィールだけ読んだ人が迷うのは無理もないと思います。

では、何をもって「男性」と言えるのか。確認できた根拠は次の2つです。

  • アニメ第5話のあらすじ:WEBザテレビジョンに掲載されている第5話「細剣(レイピア)」のあらすじでは、デジールがプラムを説得する場面で、プラムを「彼」という代名詞で表している
  • 漫画版の紹介:エンタメメディアのciatrが漫画版のあらすじを紹介した記事で、プラムを「可愛らしい見た目の少年剣士」と書いている

つまり、アニメ版でも漫画版でも、プラムは一貫して男の子として扱われています。日本語の公式プロフィールが性別を書いていないだけ、というのが僕の整理です。

なお、原作の小説・漫画は韓国発の作品で、原作はUsonanさん、コミカライズはWookjakgaさん(D&C MEDIA発行)が手がけています。日本ではピッコマでSMARTOONとして連載されており、ノベル版とコミック版も出版されています。


プラム・シュナイザーとは?声優・武器・身分のプロフィール

まずはプラムがどんなキャラクターなのかを確認しておきましょう。

項目内容
名前プラム・シュナイザー(英語表記:Pram Schneider)
性別男性(アニメのあらすじ・漫画版紹介の描写より。公式プロフィールに性別の記載なし)
声優(日本語版)藤原夏海
身分平民(父は顔も知らない人物、母と暮らしてきた)
戦闘スタイル俊足の剣士。帰還前の世界では細剣(レイピア)使い
所属ヘブリオン学園のベータクラス(平民クラス)
印象小柄で小動物のような愛らしさ。デジールを強く慕う

舞台のヘブリオン学園は、帝国最高峰の魔法学園です。貴族はアルファクラス、平民はベータクラスと、身分だけでクラスが分けられています。

プラムは平民ですが、幼いころから剣術に打ち込んできた努力型の少年です。

もう一つ押さえておきたいのは、プラムが帰還前の世界でデジールと一緒に戦っていた剣士だという点です。第5話は「帰還前の世界ではレイピアを使っていたプラム」という前提から始まります。

デジールにとってプラムは、未来を知る自分が「今度こそ守りたい」と考える仲間の一人です。デジールが最初からプラムを特別に気にかけているのは、そのためだと僕は受け取っています。


プラムが女の子に見えるのはなぜ?誤解されやすい4つの理由

「プラム 性別」と検索したくなる理由は、大きく4つに整理できます。

理由1:小柄で「小動物系」のビジュアル

プラムは小柄で、大きな瞳のあどけない顔立ちです。剣士なのに、ごつさがまったくありません。

公式紹介でも「小動物のよう」とされているので、かわいさは誤解の産物ではなく、作品が意図したキャラ付けです。性別をぼかすためというより、パーティの「愛され末っ子ポジション」を表す外見だと僕は考えています。

理由2:声優が女性の藤原夏海さん

日本語版でプラムを演じるのは藤原夏海さんです。2023年7月、アメリカで開かれた「Anime Expo 2023」のCrunchyrollパネルで第1弾PVが公開され、デジール役の寺島拓篤さん、ロマンティカ役の鈴代紗弓さんとともにキャストとして発表されました。

少年役を女性声優が演じるのは、日本のアニメでは珍しくありません。異世界作品でも、『無職転生』の幼少期のルーデウスを内山夕実さんが演じていますね。

ただ、プラムは見た目もかわいらしいので、声と合わせて「女の子かな?」と感じやすくなります。

理由3:「プラム」という名前の響き

ここは見落とされがちなポイントです。

英語版の表記は「Pram」で、果物のプラム(plum)とはつづりが違います。韓国語でも、果物のプラムは「자두(チャドゥ)」という別の言葉で、キャラクター名の響きとは結びつきません。

ところが日本語のカタカナにすると、どちらも同じ「プラム」になります。日本の視聴者には果物の名前に聞こえやすく、かわいらしい女の子っぽい名前という印象が生まれます。

原語では特に「かわいい」響きではなかった名前が、日本語に置き換わったことで印象が変わった。僕はこれが、日本で性別の誤解が特に起きやすい理由の一つだと考えています。

理由4:作中で「かわいい枠」として扱われる

同じパーティのロマンティカがプラムをかわいがる場面も、「かわいい枠=女の子?」という連想を後押ししているように僕には見えます。

ツンとしたロマンティカと素直なプラムが並ぶと、どうしても「姉と妹」のような絵面になるんですよね。ここは公式設定ではなく、あくまで僕の視聴時の印象です。

※画像はAIによるイメージ

プラムの登場回・活躍回は何話?第5話「細剣」と第9話の対決

プラムの物語を、第1期(2023年10月〜12月放送・全12話)の話数で整理しておきます。

  • 第2話「試験」〜第3話「仲間」:入学試験とクラス分け。ベータクラスの新入生としてプラムが登場
  • 第4話「結成」:デジールがプラムをスカウトし、ロマンティカと3人でパーティを結成。ランキング戦で上位9人の「シングルランカー」に入り、アルファクラスへの昇級を目指す
  • 第5話「細剣(レイピア)」:プラムの過去と、父が残した剣の秘密が描かれる
  • 第6話「本戦」〜第8話「激突」:予選突破からランキング戦本戦へ。本戦の舞台は悪魔を生み出す「プリビウス時計塔」
  • 第9話「決着」:プラムが名門パーティ「ブルームーン」のパーシヴァル・アセグニッツと対峙
  • 第10話「休息」:3人そろってシングルランカーとなりアルファクラスへ。ショッピングモールで休息を楽しむ

よく誤解されますが、第1期でパーティを組むのはデジール、ロマンティカ、プラムの3人です。氷の魔剣士アゼスト・キングスクラウンは、ブルームーン所属のライバルという立ち位置です。

プラムの剣士としての見せ場を知りたいなら、第5話と第9話を押さえておけば間違いありません。

第5話「細剣(レイピア)」で明かされる父の剣(ネタバレあり)

ここからアニメ第5話の内容に触れます。未視聴の方はご注意ください。

帰還前の世界では細剣で戦っていたプラムが、学園では体格に合わない大剣を振り回しています。デジールがその理由を尋ねると、プラムは重い口を開きます。

細剣は、顔も知らない父がプラムと母に唯一残したものでした。プラムは「剣の道を進めば、いつか父にたどり着ける」と信じ、幼いころから剣術に励んできました。

ところが、その細剣は鑑定で「剣としての価値はない」と言われてしまいます。自暴自棄になったプラムは、細剣を骨董店に売り払っていました。

細剣で戦うプラムの本当の強さを知るデジールは、プラムを説得して一緒に骨董店へ向かいます。そこで、剣に隠された秘密が明らかになります。

ネタバレここまで。

このエピソードで、プラムは「かわいいマスコット」から父への葛藤を抱えた一人の少年剣士に変わります。正直なところ、僕自身も第4話まではプラムを「癒やし担当」くらいに見ていました。第5話を見て、ようやく彼の物語の中心がわかった気がします。


プラムの性別に驚く声は?視聴者の反応の傾向

プラムをめぐる反応で目立つのは、大きく2つの方向です。一つは「女の子だと思っていた」という性別の勘違い、もう一つは「仲間との関係性が好き」という声です。

前者については、作品紹介の側が先回りしている点が興味深いです。前述のciatrの漫画版紹介のように、プラムを紹介するときにわざわざ「少年剣士」と明記する記事があります。

紹介する側が性別を書き添える必要を感じていること自体が、誤解の多さを裏づけていると僕は見ています。

後者については、第2期の放送開始を伝えるブログ記事で、ロマンティカやプラムたちの友情と絆に胸が熱くなった、藤原夏海さんらの熱演が良い、という趣旨のX投稿が紹介されていました。

性別の勘違いから入った人も、最終的には「3人の関係性」に惹かれていく。これが、プラムというキャラクターの受け止められ方の典型的な流れだと感じます。

ちなみに、公式のキャラクターPV(プラム・シュナイザーVer)は2023年9月23日に公開されました。プラムがなぜヘブリオン学園に入学したのか、なぜ剣を握るのかに焦点を当てた内容で、最後には細剣を構えるプラムの描き下ろしイラストが初公開されています。

※画像はAIによるイメージ

プラムの性別あいまい問題は弱点か?武器か?【考察】

ここからは、異世界・ファンタジーアニメを10年以上追ってきた僕の私見です。

個人的には、プラムが性別を勘違いされやすいことは、作品にとってマイナスではなく「入口のフック」として働いていると感じています。

ただ、それは検索されやすいから、という話だけではありません。注目したいのは、先ほどのキャラクターPVの構成です。

PVは入学の理由と剣を握る理由を語り、最後を大剣ではなく細剣を構えた一枚絵で締めています。つまり制作側は、「かわいい見た目」と「父の剣を背負う剣士の覚悟」のギャップこそを、プラムの物語の軸に置いていると読み取れます。

見た目で「女の子かな?」と油断させ、第5話でその印象をひっくり返す。性別の誤解は、このギャップを最大化する仕掛けとして機能している、というのが僕の結論です。

同じジャンルでは、『Re:ゼロから始める異世界生活』のフェリス(フェリックス・アーガイル)がよく比較に挙がります。フェリスも女性的な外見の男性騎士ですが、言動や服装で自分から「かわいさ」を演出するタイプです。

一方のプラムは、本人にそのつもりはまったくありません。小柄さと素直さが自然に「かわいい」と受け取られているだけです。「狙ったかわいさ」のフェリスと「素朴なかわいさ」のプラム、ここが大きな違いだと僕は見ています。

もう一つ、韓国発のウェブ小説・ウェブトゥーン原作の作品では、主人公の周りに「守りたくなる年下の仲間」を置き、その仲間の成長で読者の感情を動かす構成をよく見かけます。プラムはまさにその役割を担うキャラクターだと感じます。

ただし、性別を誤解したまま見ると、作品のジャンルも誤解しやすくなります。「女の子に囲まれたハーレム系かな?」と思ってしまうと、実際の内容とずれてしまうんですね。

本作の軸は、未来の知識を持つデジールが仲間を育て、身分の壁を実力で越えていく「学園バトル+タイムリープ」です。恋愛やハーレムを期待するより、「仲間と一緒に勝ち上がる」爽快感を楽しむ作品だと評価しています。


第2期でプラムはどうなる?放送情報と今後の見どころ

TVアニメ第2期は、2026年10月7日(水)からフジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra」で、毎週水曜24時45分から放送中です。話数は第1期の続きで、第13話からのスタートです。

オープニングは第1期の「GET BACK」に続きFLOWの書き下ろし曲「Sorrow」、エンディングはkrageさんが担当しています。他局の放送や配信の日程は変わることがあるので、視聴前に公式サイトや公式Xで最新情報を確認してください。

ここからは原作の情報を含む、僕の予想です。

ここから原作(英語版小説)の軽いネタバレを含みます。

英語版の原作小説第4巻の紹介文では、シングルランカーになったデジールたちがさらなる試練に備え、プラムが「剣の魔法使い」のもとで指導を受ける展開が示されています。

第2期がどこまで描くかは公式に発表されていません。ただ、もしこの範囲まで進むなら、プラムは「父の剣を取り戻した少年」から「剣と魔法を組み合わせて戦う剣士」へと一段階成長するはずです。

第1期でプラムを「かわいい子」として見ていた人ほど、第2期で印象が大きく変わるかもしれません。


まとめ

『帰還者の魔法は特別です』のプラム・シュナイザーは、男性の少年剣士です。

日本語の公式プロフィールには性別が書かれていません。ただ、アニメ第5話のあらすじでは「彼」と表され、漫画版の紹介でも「少年剣士」とされており、作品としては一貫して男の子として扱われています。

女の子に見えるのは、小柄な外見、女性声優の藤原夏海さんの起用、日本語では果物と同じ音になる名前、ロマンティカにかわいがられる立ち位置が重なったためです。

見た目とのギャップが際立つのは第5話「細剣(レイピア)」と第9話「決着」です。2026年10月7日から放送中の第2期で、少年剣士プラムの成長にぜひ注目してみてください。


よくある質問

アニメ第1期は全何話ですか?

全12話です。2023年10月7日から12月23日までTOKYO MXほかで放送され、2026年7月からはフジテレビでも放送されました。

プラムとパーシヴァルの対決は何話ですか?

第9話「決着」です。ランキング戦本戦の舞台プリビウス時計塔で、デジールとアゼスト、ロマンティカとドネータ、プラムとパーシヴァルがそれぞれ対峙します。

原作はどこで読めますか?

日本ではピッコマでSMARTOON作品として連載されています。原作にあたるノベル版とコミック版も出版されています。

(文:星野悠真)

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